Bug-magazine Posts

2019年1月17日

今回のテーマは身体改造とオカルト。その筋では超有名人のケロッピー前田さんの『クレイジーカルチャー紀行』が刊行予定です。ケロッピーさんは名前こそかわいらしいですが、意図的に身体を加工する人たちを国際的に取材してまわっている…

2019年1月4日

荒渡巌   遂に帰ってきてしまった。大都会東京。これまでの回では畑の近況を紹介するこの序段であったが、彼の地は遠くなりにけり。今なんて四谷の一等地にそびえ立つビルの6階でビールを飲みながら優雅にキーボードをパチ…

2019年1月1日

Yackleは緘黙(かんもく)で仁義を通す人間だ。Yackleが堰を切ったように爆笑しているところを見たことがないし、同様に誰かに対して悪態をついているところも見たことがない。だからインタビューができると決まったとき私は…

2018年12月28日

本稿は「イラストレーター・山本悠 インタビュー」であります。 Q.彼は本当にイラストレーターか?  A. はい。そうです。 Q.彼はなぜYoutuberの話をしているのですか?  A. アルコールの飲酒はなかったと記憶し…

2018年12月21日

どうもどうも〜!富田です。今回は先月ついに得た家から記事を書いております。ここ最近は毎日最高気温2度、天気は曇り時々雨……みたいな日々、日没も早くなってしまい、21時まで明るかった夏が幻だったかと思うくらいです。14時に…

2018年12月14日

第五景 神奈川県相模原市 「パープルーム予備校」    JR相模原駅の改札を出て、駅ビル内に隣接するドトールでガイドを待つ。  コーヒーを啜っていると、まだあどけなさの抜けない顔立ちの女性が、遠慮がちに声をかけ…

2018年12月10日

2018年を締めくくる汽水域の旅では、11月と12月の新刊をご紹介して〆たいと思います。本はただ買うだけでなく、発売前に書店で予約することで、自分たちの読者としての存在感を示すという、ちょっと選挙みたいな側面があることは…

2018年11月12日

著:荒渡巌   寒い。布団からは出られないし、文体も自然とライトな感じになってしまう。寒さが何よりも苦手なので天気予報の気温欄や各種締切からは目を背け続けているが、ドカ雪から一夜明けた国道をノーマルタイヤでビク…

2018年11月12日
2018年11月9日

みなさまどうも!富田です。すっかり暑さも落ち着いて過ごしやすい……というか寒めの日々のベルリンです。あんなにこんがり焼いてきた太陽もすっかり姿を見せなくなり、私はこれまで生きてきて初めてダウンを買いました。ずっと「いや〜…

2018年10月12日

第四景 東京都新宿区歌舞伎町 「砂の城」   歌舞伎町一番街アーチは、まるで盛り場の鳥居である。 神社の鳥居が俗世と聖域の境界だとすれば、ギラギラと原色に輝くそのアーチをまたぐと、俗世から、さらに欲深き俗域へと…

2018年10月8日

本を毎月紹介する永田希の連載へようこそ。今回のキーワードは「風景・線・音楽」となっております。まだ刊行されていない新刊と、刊行されたばかりの本を永田さん独自の視点で紹介します。気になる本があれば、これをきっかけにぜひ手に…

2018年10月5日

荒渡巌   随分と肌寒い。今なんてユニクロのフリースを着ている。標高700メートルにも迫るこの地では秋の夜長に浸る余韻もなく冬支度が始まる。最盛期には2日おきに入らねば採りきれなかったトマトも今は4,5日に一回…