今年1月にインタビューを掲載したBackRayのCDジャケットなどのアートワークを手がけるDEMI。彼の名は殆ど世に出ていない。しかし、彼が絵を描き始めるとそこに人が集まる。彼の絵が置かれていると人が立ち止まる。私も彼の…
Bug-magazine Posts
これから刊行される新刊本と既刊本を紹介する「汽水域の旅」も今回で3回目。「食」「ことば」というテーマを引き続きつつ、「芸術崇拝・食べること・界面」をテーマに書評家の永田希さんを語り手に、そして写真家の石田祐規さんを聞き手…
渋家分離派を知っていますか? 「渋家分離派」はプロジェクト渋家から派生した「美術に特化したチーム」です。まだ結成3ヶ月なのに、順調に作品が売れていて、web版美術手帖にも掲載されました。いったい何故? どうして? どんな…
ゆうきくんとは知り合って10年ぐらいになるけど、いまだによくわかっていないことのほうが多い。彼の「ほんとうのところ」をつかみあぐねている人は少なくないと思う。ぼくはその代表みたいなものだ。もっともそれが数時間のおしゃべり…
不思議な語り口のデザイナーだったと再認識させられた。語っているというよりかは、語りかけている。相手と話していると思ったら自分と話している。彼の魅力はどうも込み入ったところにあるようだ。でも、一度会ったことのある人なら誰し…
彼女との出会いは2017年の「Tokyo Art Book Fair」だった。「すめる」という気持ちのいい雑誌を作って販売していた。vol.1とvol.2が並べられていて、豪華な装丁、豪華な執筆陣。でも、少し奇妙な雰囲気…
木皮成は奇妙な振付家だ、と考える。カンボジアでダンス講師をして日本に帰ってきた彼は、演劇・映像・アイドル振付師などあらゆるジャンルで勢力的に活動していると思いきや、映画「幕が上がる」に役者として出演して人々を驚かせたりす…
迷い子たちよ。本が読みたくなったら、ぜひこちらへ。「きすいいきのたび」の第二回がはじまります。前回は「食べ物」と「物流」が大きな河を作っていましたが、今回はいったいどんな河を見ることができるのでしょうか。話し手は書評家の…
写真家・タクヤワタナベタクヤ。その鮮烈な衝撃をそのまま伝えたい。ダイトカイでの展示「food」はタクヤワタナベタクヤの生誕を強く感じられた。今まさに、息が吹き込まれてすくすくと育つ、この作家性。もっと見ていたい、もっと探…
わたしはヌード写真を撮っています。ここでは撮影を続ける中で思っていることを書きます。 まず、わたしがヌードを選ぶ理由は簡潔で、わたしの写真<人の身体をスクリーンとし、そこにカメラというプロジェクターを通して自分の感情を投…
昨年夏に始動した3人組のラップユニットが「名前」をリリースした。彼らの名前は「MONJU N CHIE(もんじゅのちえ)」そして同時にMVを公開。映像作家の近藤亮太を起用した6分に渡る長回しの映像は彼らの宣言を鮮烈に整え…
いいか・おまえが・山本華を・知らないわけが・許されない・とにかく・彼女の・写真は・今も・成長している・ぞ・さぁ・はじめる・よ・というわけで本日は写真家の山本華さんの制作について、また仕事では「ゆず」の撮影やdeadfox…