コムラマイ、男性ヌードを撮る

2018年7月17日、男性のヌード写真をラブホテルで撮影しました。前回の独白記事で「自分と男性器の間に分厚い壁が立ちはだかっている」と書いたわたしがどのように男性を撮ったのか、見てください。写真は全て初公開です。

          

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

備忘録

6月末に写真家 石田祐規さんから撮影の誘いがあり、二つ返事で7月17日を迎えた。11時に幕張本郷駅で待ち合わせ。そこから5分ほど歩き、ホテル「FAMY」へ。ホテルは石田さんが見つけて、704号室を予約してくれた。荷物を置いて部屋を探索しながら、本当に男性の裸と向き合えるのか、撮影直前になって自分を疑いはじめた。男性の裸というより男性器一点を気にしていた。いつもなら撮る前に外見のコンプレックスなどを質問するが、今回は一切触れなかった。情報や先入観なしで「男性ヌードを撮る」ことに正面から挑戦するためだ。石田さんは撮影について特に何も聞かず、詳しい説明も求めず、さらさらと脱いだ。ワッと思ったのも数秒、身構えていた衝撃や恐怖はひとつもやってこなかった。むしろ裸になった彼を見てわたしは安心した。男性器が目に映るが、それよりも石田さんの話や仕草が可笑しくて、優しくて。男性器を鼻や腕と同じ身体の一部と思えたのは、わたしが石田さんを少しでも知っているからだと気付いた。服を脱いでも石田さんは石田さんのままだった。その「まま」がわかることが大切なのかもしれない。窓を開けると目の前に京葉道路が横たわっている。ベランダで撮った時、全裸なのにスニーカーを履いた石田さんが面白くてケラケラ笑うと「だってこっちの方が絶対良いじゃん」と彼も笑った。

 

プロフィール

コムラマイ|comuramai
1993年徳島県生まれ
関西学院大学文学部卒業後、株式会社博報堂プロダクツに就職
現在フリーランスのカメラマンとして活動中
初写真集を作りはじめた

twitter
instagram
tumblr